しびれ

気長に、根気強く、治療に取り組んでいきましょう。

しびれの原因

しびれはほとんどの場合、神経が何かに圧迫されることによって起こります。
仕事やスポーツで手を酷使したことにより、手首の神経の束が圧迫されて手指がしびれる「手根管症候群」が病名としてはよく知られています。

しびれと脳の関係を心配される方は多いのですが、脳の重篤な病気による手足のしびれよりも、末梢神経や脊髄の問題、糖尿病などの内科的疾患でしびれは起こることが多いのです。

脳、末梢神経、脊椎をトータルで診ることのできる当院で検査を行うことで、しびれの原因が特定でき、有効な治療法もご提案できます。
しびれが心配な方は一度ご相談ください。

しびれの症状

当院での治療方法

当院での治療方法

「しびれ」とひとことで言っても、その感覚は患者さんにより、さまざまです。

しびれの起こり方やしびれが起こる部位で病気を推測することができるため、当院ではまず、丁寧な問診を行い、続いて神経の異常を詳しく診察する神経学的検査を行います。
その後、必要に応じて、血液検査やレントゲン検査、MRI検査を行い、原因を特定した上で治療を始めます。

治療は、内科的な治療で済む場合は当院で行いますが、整形外科や脳外科などでの手術が必要になる場合もあり、その場合は適切な医療機関をご紹介いたします。

よくある質問

Q

今まで整形外科にもかかりましたが治りません。しびれは治るのでしょうか?

A

神経障害の回復は長くかかります。
どの診療科目にかかっても、すぐに痛みを取るのは正直難しいといえます。
気長に根気強く治療に取り組んでいきましょう。
ただし、頚椎症ヘルニアが原因のしびれの場合は、手術を行うことで軽快することがあります。

Q

糖尿病を患っています。最近、しびれが気になります。

A

糖尿病の合併症として末梢神経の神経障害があります。
しかし、糖尿病の治療をきちんと行っていれば、急にしびれが悪化したり、広がっていくことはありません。
当院では、糖尿病の患者さんでしびれがある方には、まず糖尿病治療の基本である血糖コントロールを重点的に行います。

Q

注意したほうがよいしびれとはどういうものでしょうか?

A

動脈硬化により血管が細くなって脳へ行く血液が欠乏すると、一時的に手足の麻痺、しびれ、言語障害といった症状が起きることがあります。
片方の手足がしびれたり、脱力したような感覚があるときは、脳梗塞の前ぶれの場合があります。
また、起床時のしびれや脱力感も脳梗塞が疑われます。
しびれが突然起こったら、たとえそんなにひどくなくても、念のため一度お早めに受診されることをおすすめします。

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